ここ
タイの島のジャングルの中。
見渡す限り緑・みどり・翠
で、
私はいつもほっとする。
目の前には、
空へと天へと
突き抜けそうな程、
高く伸びた木に、他のツル科の植物が、
その木をつたって、
一緒に天へ昇って行く。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg6xVCWEJOctQJnlkQ-afEctPh_z5AFxbsn4T5QryCLl3OSXKU4H4b-OW9_j9VH375r3HNh2ABur_pfSQwDIsZoYWvvHGznRSipytwU1pX1K9huf2PGRCdDVVojBuC9eiSHbK0-O0d7pp5U/s320/P1010780_R.jpg)
これは、
ここでの生活の中、
最もハイテクのもとになる。
どうしても必要な時に、
電気が使えるように、
発電機置き場。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgSYTJZ3XWRd3pxj_PRYYAWS22dT5eCe-nzfI9nCOUg0UQcCqfXOepXnWi0Xo1wgKfuVSxvAwU7ylAmJWfESZYqPJ3NACyHnJSDZU5Drza4fuqLLluNdukvYQiweqr3XWx__8c_xKc-pUam/s320/P1010679_R.jpg)
この時期は、
雨季の一歩手前。
空がいつもグズグズしている。
天気予報なんてものも
チェックできないし、
天気は空に聞け!!!
なので、
ネコと共に空を見上げる。
この後、
日が沈んだと同時に、
ザーーーーーーーッ。
ビカビカビカビカ。
バケツをひっくり返した様な雨、
真隣に雷様の家があるのかと思うほどの、
雷の音と、
稲妻が見える。
その瞬間。
ドーーーーーーーーーーン。
ガビッ。
ピキピキピキピキーーー。
と今まで、
聞いた事もない。
凄まじい音が、
近くで聞こえる。
辺りは真っ暗。
何があったのか、
見たくても、
何も見えない。
仕方がない。
明日日が明けてから。
と翌日。
目の前には、
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjTNPCVQahxH0rO0TPprrwjwnU0RRdP676n4hgwP_2uU8wGJccntmNB2WzLpwKomshjmDdVzhJl0L5XtKdEXKSvm9cj1j-SnWWvRsRjTl8k9Q0udxuwyv6Bow-o2icjA6PGjhQfpdZtxrUh/s320/P1010605_R.jpg)
あの天に突き刺さりそうなほど、
真っ直ぐ伸びていた、
建物の隣に
真隣に、倒れていた。
もしあと、5mずれて倒れていたら。
いやっずれていなくても、
倒れる方向が違っていたら、
間違いなく、
わたしたちの
アトリエ(のような場所)
は、
この木の下敷きだった。
自然は、
いつも私達を優しく見守ってくれていると
同時に、
厳しさをも
教えてくれる。
そして、
何もなく今こうやって、
生きている今日に、
感謝できる。
すべてにありがとう。
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