ついにこの日がやってきた。
つやっつやの真っ直ぐな髪の毛の持ち主。
そう。
私の主人。
私と彼で、
2こいちで
成り立つ
Chola-ちよら-。
2人で、
旅に出てから、
伸びに伸び、
お団子頭が板についた彼。
1年に1度くらい、
私に髪、適当に切って!!
とハサミを持ってきたり。
そんな時、
30cm以上の髪の毛があれば、
病気などで、髪を失った、
子供達のかつらを作る為に
髪を
寄付できる事を知った。
そして知り合いの方が、
松阪にある、
クチャンティカン
という美容院で
切って、寄付した。
という話を聞き、彼もここでお願いした。
もうすぐ半年ほど、
制作活動の為日本を離れる。
美容院には、その間絶対行くことはない。
そんな私達の事情を
加味して、
ぎりぎり結べる長さを残して切って頂きました。
5年以上ぶりに、
短めになった髪。
彼には不要な長い髪が、
子供達のかつらとして生まれ変わる。
彼の髪で、
どこかの誰かが
笑顔になればいいぁ・・・
*私の小言。
美容師さんに、ヘアードネーションの話を少し伺った。
1番驚いたことは、
1つのかつらを作るのに、
20人分の髪がいる事。
そして
かつらを待っている子供達は、
常に100以上いると。
そして今現在かつらを手にした子供達も、
日々成長していく。
そうなると、
頭の形や大きさを変化する為、
5年に1度新しいサイズのものと交換する必要がでてくる。
いつも、
常に足りていないということ。
かつらを心待ちにしている子供達がいること。
今回の彼1人分の髪では、
1つのかつらさえ作る事はできないけれど、
少しの気持ちが20人集まれば、
1人の子供の笑顔を作る事ができるかもしれない。
次は、私の番。
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