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2017年8月25日金曜日

琥珀・色・空・磨く。

 
 私達の原点。

琥珀。

アンバーとも呼ばれ、

ミャンマー産のものに関しては、

バーマイト

と別名もあったりする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
今、
Chola-ちよら-の
手元には、
 
インドの研磨師さんによって、
研磨された石。
 
そして、
 
原石から主人が機械を使わず、
手磨きした、
琥珀がある。
 

 
ある時、
ふとした出逢いがあり、
主人が研磨の世界へ
引き込まれた。
 
それはある人との出逢い。
琥珀の原石を、
世界中探し回り、
直接掘ってられる方から、
直接譲り受けたもののみを
持っている方。
 
そして、
その方から、
私達は、この琥珀の原石たちを
譲り受ける。
 
その人は、
琥珀を愛していた。
そして琥珀に愛されていた様に思う。
 
だから、
正直、
時間も手間もかかる、
手磨きに主人はこだわる。
 
ひと削り、ひと擦り、
いろんな思いにふけりながら、
琥珀独特の香り漂う中、
太陽の下、
主人は、
磨く。
 
 
私達が譲り受けた、
その方の思い、
そして掘った方の思い。
 
そして木・大地の思い。

 
 
普段、
私に比べて
口数も少なく、
感情的になる事もなく、
やわらかく、
ふわっと
だけれど、
凛とし、
私の隣にいる。
 
琥珀を磨いている彼、
そして琥珀の話をする彼は、
とんでもなく、
情熱的な、
感情的な一面を見せる。
 
琥珀が新しい彼を私に見せて、
そして魅せてくれているのだと思う。
 
 
 そんなこの日の夕日は琥珀色。
 
 
 
 
 





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