ここ
タイの島のジャングルの中。
見渡す限り緑・みどり・翠
で、
私はいつもほっとする。
目の前には、
空へと天へと
突き抜けそうな程、
高く伸びた木に、他のツル科の植物が、
その木をつたって、
一緒に天へ昇って行く。
これは、
ここでの生活の中、
最もハイテクのもとになる。
どうしても必要な時に、
電気が使えるように、
発電機置き場。
この時期は、
雨季の一歩手前。
空がいつもグズグズしている。
天気予報なんてものも
チェックできないし、
天気は空に聞け!!!
なので、
ネコと共に空を見上げる。
この後、
日が沈んだと同時に、
ザーーーーーーーッ。
ビカビカビカビカ。
バケツをひっくり返した様な雨、
真隣に雷様の家があるのかと思うほどの、
雷の音と、
稲妻が見える。
その瞬間。
ドーーーーーーーーーーン。
ガビッ。
ピキピキピキピキーーー。
と今まで、
聞いた事もない。
凄まじい音が、
近くで聞こえる。
辺りは真っ暗。
何があったのか、
見たくても、
何も見えない。
仕方がない。
明日日が明けてから。
と翌日。
目の前には、
あの天に突き刺さりそうなほど、
真っ直ぐ伸びていた、
建物の隣に
真隣に、倒れていた。
もしあと、5mずれて倒れていたら。
いやっずれていなくても、
倒れる方向が違っていたら、
間違いなく、
わたしたちの
アトリエ(のような場所)
は、
この木の下敷きだった。
自然は、
いつも私達を優しく見守ってくれていると
同時に、
厳しさをも
教えてくれる。
そして、
何もなく今こうやって、
生きている今日に、
感謝できる。
すべてにありがとう。
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