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2016年5月31日火曜日

茅葺屋根の葺き替え(長編)


本題に入る前に、
石さがしの旅に出かけてきます。
8月にまたお会いしましょう。



では、本題に。

茅葺屋根は
日本だけでは、ナイ!!!!

そう。
この島にもある。ある。


 
今日はその葺き替えの日。

島なので、
大量の茅葺を乗せた
舟がやってくる。
 
 
 
 
 


これらを1枚1枚屋根つける。
 
太陽の日差しも強く、湿度も高く、
更には潮風もびゅんびゅん。
なこの場所では、
約2~3年ごとの張り替えが必要なのだとか。
 
私達はこのバンガロー?
いや、
ほったて小屋が大好き。
 
隙間だらけで、
木が湿度で曲がり少~しばかり傾いてたり。
太陽がギンギラ強くても、
部屋の中に入るとひんやり涼しくて。
 
全ては、この大変な作業があってこそ。
ありがたいなぁと思う。



 
 
※ここからは、私の独り言になりますが。。。
 

最近のタイの本土では、
年々コンクリート造りの家が増えている。
 
火事になった時、簡単に燃えてしまうし、
お隣さんにも簡単に火がうつってしまうからという理由などで、
 
木造の家や、この茅葺屋根を
禁止する町がたくさん出てきているらしい。
 
そして、
こんな声を地元の方から聞く。
 
コンクリートの家は熱がこもって、
まるでスチームオーブンの様で、
夜中の0時すぎないと
暑くて部屋の中に入れない。
 
と。
 
クーラーを買わなくてはいけない。
そしてお隣のクーラーの室外機からの熱風で、
うちもクーラーが必要だと思う。
 
電気代がたくさんかかるから、
街に働きに行かなくてはいけない。
その為には、車がいる。
そしてスマホがいる。
 
 
なんて、
色んな連鎖が起きている。
 
確かにクーラーって
天才的な発明で、
どんな暑い日でも簡単に涼しくなって、
テレビを見ながら
コンクリートのモダンな家の中で
誰にも邪魔されず、
ご飯を食べる。
素敵。
 
 
 
なんて思うのかも知れない。
"経済"
とやらは確かに回っているのかもしれない。
 
 
 
だけどね。
昔ながらのタイの家は、
 
電気も何もなくても涼しくて、
隙間もあるし、
たま~に傾いちゃったりしてるから、
 
外の風のよく通る所日陰で、
皆集まって、
「あぁだこぉだ」
その声が更に人を呼んで、
ご飯食べて。。。
 
1人になりたくても、
させてもくれなくて、
気付くといっつも、
テッカテカの太陽の様な
かぁちゃんやとぉちゃんがいて。
 
うっとうしくもあり、
なんだかほっとする。
 
 
 
 
人はどんどん、
豊かさを求め
何かを得ようとし、
 
そして
本当の
「豊かさ」
を忘れていく。
 
豊かにするはずの便利が、
どんどん不便さを創りだす。
その当たり前の便利が、
自分の首を絞めていく。
 
 
こんな事を思いながら、
私に何ができるかな。。。。。
 
と考える私は、
石を扱う。
石に魅せられたひとり。
 
その石達は、
山を削り採掘されたもの。
自然からの頂きもの。
 
私にできる事。
それは石達と向き合い、
それぞれの石が、
どうやって
どこから私達の下へ
やってきてくれたのか。
 
そしてその石を輝かせ、
届られるか。
伝えられるか。
 
知るという事。
そしてそれを伝える。
 
という事。
 
 
目の前にある石1つ1つの
その奥にあるもの。
それを知り見つける事。
 
それが私の役目。
 
今回そんな想いも一緒に、
どんな石との出会いが待っているのか、
楽しみです。
 
8月にまたみなさんお会いしましょう。
 
今回は、
私の長い独り言に
お付き合いくださりありがとう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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